カラーミーショップとMakeShopの比較
カラーミーショップとMakeShopのどちらに出店しようか?と迷っている方のために、抑えておきたいツボを解説しながら比較していきたいと思います。MakeShopよりカラーミーの方が安い!・・・というのは調べるまでも皆が分かっていることですが、気付いていなさそうなポイントを交えてご紹介します。
SEOに有利なのはどっち?
以前は静的URLを採用しているMakeShopの方が有利だという口コミもチラホラありましたが、動的URLのカラーミーと比較して、URL構造によるSEO的な差異は無いに等しいです。
今のSEOは、コンテンツ(内容)重視ですから、作りこみ次第でどうにでもできます。「どこの会社の仕組みを使えば検索上位に上がりやすい」なんてことはすぐに忘れてください。あなたが売る商品(コンテンツ)とその売り込み方次第で、お店のSEOパワーはどんどんあがります。MakeShopが別に特別ではありません。「SEOに強い」というのは基本的に疑ってかかった方が無難でしょう。
ただしHTMLコーディングで自由度が高いのは、私見ではカラーミーに軍配が上がります。HTMLの知識がある人はカラーミーの方がカスタム(編集)しやすいのでおすすめかもしれません。
機能の豊富さならMakeShop
機能の追加が頻繁なMakeShopは他社と比較しても(細かい)機能の豊富さはピカイチです。・・・が、知っておいてほしいのは、自分のお店では使わないような機能も大量にあることです。使わない機能がいくら増えても意味はありませんよ、ね?
定期購入機能とかギフト包装の細かい指定だとか、「かゆいところに手が届く」機能があるのはMakeShopですが、それほど特殊な売り方ではない、通常の小売ネットショップならカラーミーの機能で十分事足りるでしょう。そこれそBASEやStores.jpとかでも事足りるかもしれません。
各社の機能概要を比較しながら、自分のお店に(現状と近い将来)必要な機能をよく考えてどちらのサービスが適しているか見極めることをおすすめします。
集客力に差は無い
微々たる差はあるかもしれませんが、先に述べたようにコンテンツや商品がしっかりとしていれば、まず検索経由の集客力に差は無いものと思われます。
さらに両者ともにGMO系で、カラメルに出品できるので、ここでも集客力に差がありません。
アイテムポストに出品すれば多数の外部サイトからアクセスが見込めると謳っていますが、型番商品でしかも激安でもない限り、実際には驚くほどの数字を出すことはできないはずです。外部サイト集客はあまり当てにせずに・・・。
一応、料金(コスト)比較
そりゃあ安いのはカラーミーです。分かりきってます。ただ先の機能面のように「MakeShopでないと、この機能が使えないんだ!」という人は少々高くても価値はありますよね。そういう人はMakeShopを。必要ないならカラーミーを。
その他
またデザイン会社やSEO会社と連携してネットショップを運営している場合、どちらの方が都合が良いという話も多少はあるようです。
参考までにですが、副業的にやっている個人や個人事業主の方はカラーミーに多く、法人としての運営となるとMakeShopが多いようです。それが理由にはならないかもしれませんが、法人としてMakeShopを選択するのはある意味ひとつの「安心料」なのかもしれません。
どちらも申し込み前に「お試し期間」がありますのでぜひじっくり使ってみることをおすすめします。お試し時のポイントは、時間があまり無いので、1商品でも2商品でもいいからまず商品ページを作って売ってみることです。そうすればだいたいの感覚は分かります。じっくりいろんな機能を試すよりもよほど効率が良いでしょう。